7月7日の七夕。中国では乞巧節と呼ばれます。
日本でも奈良時代以降は乞巧奠という行事が行われてきました。
裁縫や習字・詩歌の上達を願う日ですが、
特に針仕事の上達を願う日だったそうです。
針を水に浮かべてその影で占う。そんな風習のあった日ですから、
用意するお茶もかわいいものがいいですよね。
私のオススメは、白毫銀針です。
形はまるで針のよう。味はさわやかで見た目もきれいなお茶ですよ。
容器はグラスを使いましょう。
ワイングラスのような足のついたグラスがあるといいですね。
お湯の温度は少しぬるめくらいがいいかな。
お湯をそそぐと産毛が白く光って天に輝く星のようで・・・・
茶葉はきれいにたっていると思います。
流れ星のひいた線のように・・・・・・
日本では茶柱が立つと縁起がいいといいますが、
中国では茶葉が上から下まで一本につながるといいといわれています。
どうでしょうか。
グラスの中の茶葉と光る産毛を眺めながら
星に願いをしてみましょう。