烏龍茶といえば、一番先に浮かんでくる福建省。



これもサントリーのおかげかなとも思いますが・・・



その福建省でも北と南では同じ烏龍茶(青茶)といっても違いがあります。



福建省北部は岩で覆われた武夷山があり、そこで取れるお茶は岩茶と呼ばれます。



その岩茶のなかでも武夷四大銘茶と呼ばれるのが



大紅袍・白鶏冠・水金亀・鉄羅漢です




岩韻と呼ばれる独特の風味があります。




9月9日は重陽の節句です。



菊酒を飲み今年の豊作を喜んでお祝いする日です。


菊の香りで邪気を祓う。そして、長寿を願う日でもあります。



新暦になって、菊の時期や収穫の時期からずれてしまったため



最近ではマイナーな節句となってしまいましたが・・・・・



中国では陽の数字(奇数)のもっとも大きいもの・・・9が重なる日として



縁起のいい日とされています。




さて、そんな重陽の日にお勧めは・・・・



やはり、菊茶ですね。



菊の花をさ湯に浮かべて楽しむものです。



純粋に菊の香りを楽しんでみてください。



菊だけでは・・・・という方は、プーアール茶に菊を浮かべてどうぞ。



体を温めるプーアール茶はこれからの季節にはお勧めです。


ダイエットにも・・・・菊花プーアール茶をどうぞ。

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お茶とは?何ですか?



答えはいろいろありますし、皆さんの考えるものが正解だと思います。





私の考えるお茶とは・・・



1.薬のようなもの


2.アロマのようなもの


3.飲料


4.コミュニケーションツール


5.椿科のカメリアシネンシスから作られるもの




皆様はどのように考えましたか。



お茶はその昔、神農が解毒作用のある薬として



用いていたことから始まったと言われています。


植物に毒がないか毒見をしていた神農・・・・


最後に生の茶葉を噛んで解毒したといわれています。




現在では飲み物としてお茶は出されていますが・・・


漢の時代には生で食すものでした。


それが唐の時代になると蒸して固めた団茶というものになり



羹(おかゆ・スープのようなもの)として食されるようになります。



その後現在のお茶のように飲料として道をすすむようになります。




お茶の香はリラックス効果も高いとしてアロマのように使われたり・・



ちょっとお茶でもと気軽に友人などとのコミュニケーションの場を



提供するものとかっわってきています。



お茶のある時間、お茶のある生活を楽しんでいますか?




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高山茶というのは聞いたことありますか?


台湾の烏龍茶に高山茶とつくものが多いのですが・・・・


阿里山高山茶、梨山高山茶・・・・・


高山茶とは、海抜1200メートル以上の高いところで摘んだお茶のことです。


標高が高くなるほど香がよくなる(?)・・・


香を求めて上へ上へと上っていったお茶畑。


もちろんその分労力も増えますが、


お茶を楽しみたい!そんな願いから・・・



さて、たまーに凍頂烏龍茶の高山茶というものを見かけますが・・・


凍頂山は海抜1200メートルよりも低い山なのに・・・


厳密にいえば凍頂山で高山茶はできません。


高山茶とつけたほうが価値が上がるからなのか、


他に理由があるからなのかわかりませんが、


アバウトなところがお国柄とでもいうのでしょうか、


普通に出回っているのがこわいですね。


高山茶でも摘んだ季節や、その年の気候、茶葉によっても


味・香は変わりますが比較的上品なものが多いです。


午後のひとときにゆっくりと飲みたいお茶ですね。


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台湾の烏龍茶・・・・


他の烏龍茶との特徴は・・・・


茶葉の形をゆっくり見たことありますか?


烏龍茶の茶葉、一枚一枚きれいに手で摘んだもの・・


茶葉を広げてみると丁寧さが伝わってきます。


広げてみると茶葉が途中で切れているもの・・・


機械をつかって刈り取ってしまったもの・・・


もちろんいいのは、手摘みのほう。


手間がかかるけれど・・・・雑味がでなくておいしいものがおおい。




さて・・・お茶を入れる前の茶葉を見てみると


形は様々で、コロコロと丸い形をしているもの。


棒のように伸びているもの。


一見丸くみえるようなねじれたようなもの・・・


台湾のお茶の茶葉は丸いものが多い。


コロコロと転がってしまうような茶葉・・・・


お湯を注ぐとたいへん膨らむ。(増えるわかめのよう?)


そして、広げてみると・・・・・


1本の茎に2~3枚の葉がついている。


開面摘み。1針2葉から1針5葉で摘まれている。


葉の淵が少し発酵して赤黒くなっているのがわかるでしょうか?




お茶を楽しんだ後はゆっくり茶葉を広げて観察してみてください。




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台湾の烏龍茶は相対的に発酵度の低いものが多く


どちらかというと緑茶に近い味わいのものが多い・・


中でも、包種茶が一番発酵度が低いお茶です。


完成したお茶を紙で包んで出したため


包種茶という名前がつきました。


台北市郊外の文山地区が代表的な産地で


よく、文山包種茶と呼ばれています。



また、烏龍茶の中で発酵度が最も高いお茶・・


東方美人(別名・白毫烏龍茶)も台湾が産地です。


エリザベス女王が名づけたといわれ、オリエンタル・ビューティー


と呼ばれています。


東方美人は完全無農薬でないとつくれないお茶なので


健康を気遣う人にも最高のお茶です。


ウンカという稲につく虫のようなもの・・・が


茶葉を噛むことにより茶葉に傷がつき


そこから発酵が進むため、農薬をまいてしまうと・・


ウンカを殺してしまうことになり、発酵が進まなくなってしまいます。


味は紅茶に近く、女性には大人気のお茶です。


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ウーロン茶の産地・・・・・



1.台湾

2.福建省南

3.福建省北

4.広東省



大きく4つに分かれますが・・・・・・・・・・・・・・



ウーロン茶(青茶)は半発酵のお茶です。


半発酵というのは・・・・・・・・・


極端な話をすれば、発酵度が 0%<青茶<100% ということになります。


ということは・・・・・


緑茶(0%)<青茶<紅茶(100%)ということです。



発酵度の幅が広いため発酵度によって香りや味がだいぶ変わります。


発酵度が低いとどちらかというと緑茶に近い風合いのウーロン茶。


発酵度が高いと紅茶に近くなってきます。


発酵度が低い青茶は、台湾の包種茶です。


逆に発酵度の高い青茶は、台湾の東方美人(別名・白毫烏龍、香檳烏龍)です。


これらの発酵度のお茶ももちろんありますが・・・


総括的に見てみると・・


大体、台湾のウーロン茶は30%


福建省南が40%、広東省が50%、福建省北が60%くらいの発酵度です。


地方別に発酵度をみてみても地方ごとの特色がでてきますよ。


台湾の烏龍茶は比較的緑茶のような爽やかなものが多いですね。




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青茶とは半発酵茶のことです。


青茶の産地はどこでしょうか?


大きく分けて4つあります。


1.台湾


2.福建省南


3.福建省北


4.広東省



烏龍茶と一言で言ってしまうとみな同じかと思ってしまいますが・・・


結構いろいろと違いがあるんですよ。


では・・・次の青茶(烏龍茶)はどこの地方のものでしょうか?


 (ア)凍頂烏龍茶   (イ)安渓鉄観音  (ウ)大紅袍 


 (エ)鳳凰単叢    (オ)毛蟹


 (カ)鉄羅漢      (キ)四季春     (ク)蜜蘭単叢  


 (ケ)包種茶   (コ)石古坪



こんなお茶聞いたことないよというかたや全部飲んだことある方もいると思いますが・・・・







1.台湾      (ア)凍頂烏龍茶  (キ)四季春   (ケ)包種茶 

2.福建省南   (イ)安渓鉄観音  (オ)毛蟹

3.福建省北   (ウ)大紅袍     (カ)鉄羅漢 

4.広東省     (エ)鳳凰単叢   (ク)蜜蘭単叢  (コ)石古坪



いかがですか?わかりましたでしょうか??


青茶は大きくわけて4つの地方でとれるんだよということだけでも


覚えていただければ・・・・・あなたも中国茶通(?)



ウーロン茶の樹ってどんな樹?



お茶の樹は日本も中国も同じ椿科のきです。




カメリアシネンシス・・・・・・中国茶




カメリアジャポニカ・・・・・・日本茶




その中で品種が分かれているだけで・・・



イヌ科のなかでダックスやら、チワワやら、といろいろいるようなものです。



では、ウーロン茶というと・・・・・




正確にはには烏龍種からとれたお茶のこと・・・・・



しかし、近年広義の意味でウーロン茶とよばれるもの、



ウーロン茶というと半発酵茶のお茶を差していますので・・・



金宣茶や岩茶などもすべてウーロン茶の樹ということになります。




ウーロン茶・・・・福建省を思い出しますが・・・・・・




ウーロン茶つくりに盛んなのはどちらかというと台湾じゃないでしょうか・・・




台湾のウーロン茶は福建省のアモイの港から伝わったといわれています。




お茶の苗が船によって台湾へ、そしてそこでどんどん進化していきました。




凍頂烏龍、金宣茶、包種茶、東方美人、阿里山、梨山、梅山などの高山茶・・・・・




聞いたことありませんか??




すべて台湾のウーロン茶ですよ。



爽やかな香の高山茶私は大好きですが・・・・・・・




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緑茶というとどうしても日本の緑茶・・・・・




静岡や西尾などの産地が頭に浮かんでしまいますが・・・・




中国の緑茶と日本の緑茶の違いはなんなんでしょう・・・?




どちらの緑茶も不発酵茶・・・・・・




つまり発酵させずに作っているのです。





しかし、茶葉を見てもなんか違いますよね・・・・・・





発酵の止め方が違うのが大きなちがいですかね。





日本の緑茶は蒸して熱を加えることによって発酵をとめます。




それに対して、中国緑茶は・・・・・・・・・・・・・





釜煎りして発酵を止めます。





(日本茶でも釜煎りするものも多少ありますし・・・必ずしもすべてではありませんが・・・)





その違いで茶葉の形・・香・・水色に違いがでてくるように思われます。





また、中国茶は香を楽しむのが一番ですし、




茶葉の形を楽しめるのも中国茶の楽しみですね。





水色は日本緑茶のほうがきれいな緑色をしていますし・・・





味も日本茶のほうがはっきりしているような気もします。





用途にあわせてつかいわけ、お茶のある生活を楽しんでくださいね。